手術

手術でのがん治療が最も有効なのは初期段階のガンです。
リンパや血液に乗って転移してしまっている場合、ばらばらに散ってしまった
見えないがん細胞を完全に取り除くことはとても難しくなります。

また、患者の状態によっては手術を行えない場合があります。

手術ができない場合のおおまかな理由

ガンの範囲が広がりすぎている
手術不可能な位置に転移している
患者が手術に耐えられない

などの理由があげられます

  • ガンの範囲が広がりすぎている

    ガンが様々な場所に転移している場合、手術ができなくなります。
    例え手術をして発見されたものを全てを取り除いたとしても
    また別の部分に転移している事が珍しくありません。
    細胞レベルで転移してしまっているガンを発見することは不可能と言えるでしょう。
  • 手術不可能な位置に転移している

    例えば食道、食道は体の中心にあり、肺や心臓に囲まれているためです。
    傷つけてはいけない臓器、血管に囲まれている食道は
    とても手術をするにはリスクある臓器なのです。
    また転移する可能性が高い臓器でもあるので術前の診断が重要になります。
    食道部分の手術が成功していてもその後に普段通りの生活をしていては
    転移したガンで再発してしまうかもしれません。
  • 患者が手術に耐えられない

    手術を行う場合の麻酔が多くの場合全身麻酔で行われます。
    この全身麻酔、心不全や呼吸不全がある場合には危険な場合もあるので
    気をつけなければなりません。
    また、手術には体力が必要になります。
    ガンのせいで食欲が落ちていたり痛みで気力もなくなってしまっている状態では
    手術により体力を奪われ死に至ることになってしまいます。
    別の治療に切り替える事をオススメいたします。

癌の手術は「何をもって成功と呼ぶか」で成功率が大幅に変わるといえるでしょう
もちろん手術中に亡くなってしまったら手術は失敗した、ということですが無事に手術が成功した場合に
医師の言う「患部は取りきれた」というのは、「転移した目に見えない癌細胞以外は取った」
ということで目に見えない部分のことについてはほとんど何も説明をしないそうです。

ガンの再発率ってとても高いんですよ
種類にもよるのですが一番再発率の高い膵臓ガンだと、なんと5年間での再発率が90%以上なんです。

なぜ再発してしまうかといえば細胞レベルのガンは目に見えないからです。
「手術後も生きていく」ということを手術の成功とするのならば、
この後の患者の行動で成功か不成功かが決まるといえるでしょう。

患者が「癌細胞はまだ体にある」という考えで癌と戦っていけば成功となる可能性は上がるし
「もう癌は治った」と今まで通りの生活をすれば再発し、死に至ることになるかもしれません。
抗癌剤や放射線治療を平行して行うことで目に見えない癌細胞と戦っていきましょう。